Archive for 5 月, 2006

2006年5月号

月曜日, 5 月 1st, 2006

○月○日
桜が満開である。今年は、桜の開花宣言は例年より早かったが、満開の日まで十日以上かかったことになる。こんな年こそ、桜を長く見ることができるのである。
絶好の花見日和の日、私は花見ではなく、広島市民球場へ急いだ。広島カープの地元開催の最初のカード、ヤクルト戦だ。平和公園の桜を遠くに見ながらの花見観戦、といきたかったが、私の席からは残念、桜は見えなかった。
前日の試合、カープはヤクルトのラロッカの2本のホームランで敗戦。そのラロッカは昨年までカープで活躍した選手だ。とにかく、最近のカープは、出て いった選手にずうっとやられっぱなしなのである。阪神の金本、シーツ、巨人の江藤などだ。とくに金本選手にはお手上げ状態。その金本は連続フル出場世界記 録を打ち立て、絶好調である。阪神で活躍する金本を見ながら、広島におってくれたらなあ~、と誰もが思うのである。
貧乏球団だから、選手が高年俸になると出て行かれてしまう、と球団は説明するのだが、果たして問題は金銭だけなのだろうか。カープは、セリーグで観客動 員数が一番少ないのにもかかわらず、球団収支は黒字とのこと?。これもよく分からない。他球団ではありえないことなのである。
よくも悪くも、?市民球団だから?というコトバで片づけてしまうのを、球団もマスコミももうやめた方がいいと思うのだ。
マスコミによると、カープの新球場建設問題に、暗雲がたちこめてきているという。この調子だと、新球場の建設はまた遅れそうである。建設コンペが一社だ けになり、コンペの意味をなさなくなったからだ。球団もこの建設案に、いちゃもんをつけている。新球場問題は、どうしてこんなにもめてしまうのだろう?
さて、この日のヤクルト戦は、どうなったかというと、1対0でカープの勝ち。地元初勝利。スタンドのファンの盛り上がりを見ていると、絶対に広島にはプロ野球が必要だと、改めて思ったのだが?。

○月○日
桂才賀さんがひょっこり呉に現れる。最近、落語以外の?教育本?を出版したせいか、その関係で講演に呼ばれることが多いという。二人で、いつもの飲み屋 のコースを回りながら、着物の話題になる。着物とくれば噺家さんの出番、才賀さんも着物のプロである。そんな才賀さんの着物ワードローブが最近、急に充実 したそうだ。その理由は、古今亭志ん朝さんのかたみ分け、という。志ん朝さんの着物が20畳の稽古場いっぱいにずらりと並べられたそうで、その着物はどれ もこれも高価なものばかりで、それはもう圧巻だったそう。弟子の中でも、才賀さんは一番多くの着物をせしめた!?という。
そして、話は着物から志ん朝さんのことになり、ドイツの話に?。5月に私がドイツに行くからである。そのドイツに志ん朝さんは20年近くも通いつめていたというのだ。”志ん朝のドイツ”これがおもしろい話なのである。続きは次号にて。