Archive for 9 月, 2006

2006年9月号

金曜日, 9 月 1st, 2006

○月○日
韓国から友人一家が来日した。その友人は大の釣り好きなものだから、船釣りに連れていく。仁方港から朝6時に出発。船は本誌の取材でいつもお世話になる 後藤さんの桂丸である。潮の関係で今日は雑魚釣り。真夏の陽ざしが強くならない内に40分で釣り場に到着。そこはもう広島県ではなく山口は周防大島の海辺 だ。早速糸を垂らす。ギザミ(ベラ)が次々と釣れる。先日、旨いギザミの刺身を食べたばかりなので、型のいいのが揚がると、ああ刺身になりそうだ、と勝手 に晩の肴の皮算用をしている私である。それから場所を変え、サビキで糸を垂らす。桂丸は魚群探知機を備えているので、確実に海底の様子が分かるらしい。入 れ食いの状況が30分程続き、あっというまにアジ、メバル、ベラが100匹以上も釣れる。
魚群が薄くなったといわれる瀬戸内海だが、私のような釣りの素人には、まだまだ楽しいわが海である。

○月○日
週に2回位ジムに通っている。パルティフジ坂のフィッタである。9月でちょうど1年になる。昼の時間に合わせて1時間のトレーニングだ。私は、この10 年間殆ど運動らしいことをしてこなかったつけで見事に体脂肪がたまっていた。今話題のメタボリックシンドロームそのものだった筈の腹周りが、この1年で何 とか改善されたようなのである。ビール腹をへこますのは、運動しかないと実感させられた。
オジサンが汗を流して運動する姿はちっとも美しくないが、シェイプアップされた女性がリズミカルに体を動かすのは実に美しいものである。また、ジムで汗 を流す年配の方々の多くなったことも特筆ものだ。このままいけば、団塊世代のリタイア族の登場も重なり、各地のジムはパンクすること必至である。というこ とで、ジムに通う元気なお年寄りと、家に籠もりがちな元気を失ったお年寄りの格差は、これからもどんどん広がり続けるのだろう。
まあ、それにしてもお年寄りがあまりに元気過ぎるというのも、なんか見苦しいカンジ!?

○月○日
今月号で掲載した「呉の三つの墓の物語?の1つ、川尻九蔵の生涯を描いた?花渡る海」の著者吉村昭さんの訃報をテレビで知る。吉村氏は、小説の取材で何度も呉を訪れたそうである。私としては、「大和ミュージアム」などの時勢を聞いてみたかったお人なので残念。
長い梅雨が明けた途端、真夏日の猛暑が続いている。そんな中、太平洋に3つの台風が発生、台風7号・8号が日本列島上陸という。テレビはやたら7号の進 路にあたる地で実況中継する。最近よく感じるのだが、台風が東京に被害を及ぼす可能性があると、より一層の密度で台風の実況中継が続くのだ。私達のような 西日本に住む者にとっては台風は慣れたもの。そして、沖縄の人には台風は日常茶飯事なのである。だから、テレビのレポーターが今回のような弱い台風で、接 近する港での大げさな実況中継を見ていると、なんか陳腐で、テレビの中央集権化ここに究まり、と感じるのだ。そして、もう1つテレビ報道で気になったの は、大型台風8号が沖縄の宮古島近くを通り抜け、台湾、中国本土に向かうという。沖縄を抜けてなお勢力を増すという強い台風の進路である中国本土への憂慮 がないのだ。台風が日本さえ通り過ぎれば関係なしの姿勢がおかしいことに気づかない。地球の自然環境情報は国境なし、を忘れてしまっている。中国、台湾の 台風情報を知りたいのは、私だけではない筈だ。