Archive for 9 月, 2009

2009年10月号

月曜日, 9 月 21st, 2009

◯月◯日
長い選挙がやっと終り、そして呉の夜の街にかんこ鳥が鳴いた!?三谷氏と寺田氏の選挙は、私達が思っていた以上の激しい戦いだったようだ。とくに惜敗した寺田氏は、比例でも惜敗。応援した人達の落胆は、さぞやと思われる。
民主党政権になり、何から変わっていくのか、私達は焦らずに見守っていきたいものである。そんな中にあって、マスコミが殆ど取り上げないのが〝記者クラブ制度〟のことである。民主党は、記者クラブ制度廃止をマニフェストに掲げている。
私も大賛成である。記者クラブには、新聞やテレビ局だけの記者しか入れないので、私達タウン誌など雑誌関係はオミットされている。とくに中央官庁などでは、外国人記者や週刊誌記者が入れないことで、以前から問題になっていた。それを赦すとマスコミの既得権がなくなるので、マスコミはあえて記者クラブ制度問題のことを、ことさら報道してこなかったのである。だから、国民はその辺のことを知り得なかった。
ところで、わが町呉市役所の記者クラブは、このまま制度を続けていくのだろうか。
◯月◯日
来年の呉市の成人式式典が中止、という報道があった。新成人が酒を飲んで暴れたことが年々続いていたからだそうだ。
来年からは、一ヶ所に集合する成人式はなくなり、各自治体に分けて行なわれるという。
ということで、本誌恒例の新成人特集は、来年から考え直さないといけなくなった。
呉市の成人式式典廃止のニュースは全国に発信されたようで、これも〝行政改革〟の一つなのかも!?賛否両論あろうが、新成人を甘やかさない、と叱った役所の態度は、〝いいんでないの〟と思ったのである。
◯月◯日
〝お寺さんの精進料理〟に注目している。浄土真宗のお寺さんが多いのが呉地域。安芸門徒と呼ばれる中で、この地域のお寺さんの婦人会が作る精進料理をもっと表に出したい。
8、9年前、本誌で28回にわたってお寺さんの精進料理を連載したことがある。20以上のお寺さんが精進料理の伝統を守る努力をされていた。このお寺さんの精進料理、今こそ出番だと思ったのである。
今お寺さんは地域の中での存在感がだんだん薄れてきているのが現状である。葬式にだけ出合うお寺さんになってしまったのだろうか!?
昔から地域の自治体の中心は、小学校とお寺さんだった。その一つ、小学校の統廃合で、自治体の一つの核がなくなると、あとは昔から在り続けるお寺さんに、存在感を意識してもらい、開かれたお寺さんとしてコミュニケーションの〝場〟になって欲しいのである。
現在、お寺さんの精進料理は、講話の後〝お斎〟として食べることが出来る。呉地域では、毎月どこかのお寺さんで開かれている。
この〝お斎〟を門徒でない人達にも、昼御飯として提供して貰いたいのである。精進料理はおいしい健康料理だからこそ、若い人達にまずは食べて、精進料理を伝えてもらいたいのである。本誌が奨める〝ヘルシーグルメランチ〟に合流することになれば、これは地域の大きな財産になり、観光にも繋がるのである。
◯月◯日
第2回〝呉酒まつり〟の参加店を増やす為に、夜になると気になっていた店に顔を出して、祭りへの参加を呼びかけている。もちろん酒を頂きながら話をすることになる。そうしてわかることは、日本酒に力を入れていない店の多いこと!?時代おくれの居酒屋になってしまっている。焼酎ブームはすでに一段落して、東京ではやはり和食には日本酒、それも食中酒として純米酒が人気である。
蔵元の一つの勲章が金賞受賞酒を造ることである。この金賞に今年輝いた地元の蔵元が千福、雨後の月、宝剣である。そして惜しくも銀賞だったのが白鴻。呉地域は地酒の質の高さで東広島の上をいっているのである。
それほどの地酒を居酒屋が置いてないとは、がっかりなのである。不景気だからこその居酒屋のおもてなし、メニューの〝チェンジ〟をお願いしたい。和食には地酒、お客に地酒をススメて貰いたい。呉酒まつりは、地肴地酒のススメの祭りです。どうぞ御協力を―。
◯月◯日
中通りのスタンドシロクマで町支寛二さんのライブがあった。一年前に火事で焼けた空地でのライブ以来である。町支さんは御存知呉出身のミュージシャンで、浜田省吾さんとバンドを組んでうん十年、最近では〝〝カンフル罪〟というユニットのライブで全国を飛び回っている。
それにしても、町支寛二のステージはつくづくうまいなあと思った。これぞプロの技である。このステージの為のカラオケを作るのに10日かかったと言われた。
呉で育った頃の思い出、そしていつも失恋の話で終わるトーク、それに合わせた選曲にどんどん観客と一体になる。町支さんのステージを団塊世代に聴かせたいと思ったのだ。これはウケル!