Archive for 10 月, 2009

2009年11月号

木曜日, 10 月 22nd, 2009

◯月◯日
土曜の夜の高知は意外と静かである。昨年までの町のザワザワした感じは無い。やはり昨年来のリーマンショックとインフルエンザでの自粛がこたえてるようだ。
しかし、夜の人出は少なくなったが、相変わらずの人出なのが日曜市だ。中でも高知城近くのひろめ市場の食堂はパンク状態で、人が溢れかえっていた。
市場の喧騒から逃れて、帯屋町の商店街を歩いていると、夥しい絵が白い塀に展示してあった。今年の〝まんが甲子園〟の応募作品である。呉からも確か出場している筈、と思いながら足をとめて捜すと、あったあった。武田高校と呉商業の作品だ。今年のテーマは、「特効薬」と「プロフェッショナル」。両校共に主張はよーくしていたぞ!?
絵の群れの前を通り過ぎると、またおもしろいポスターに出会った。〝高い知、高知 大自慢大会〟というポスターだ。今売り出し中の茂木健一郎さんと勝間和代さんが、坂本龍馬とおりょうに扮してポスターにおさまっているではないか!?来年高知では、〝土佐・龍馬であい博〟が開催される。そして、、NHKでは福山雅治主演の〝龍馬伝〟が大河ドラマになるという。 それにしても、やっぱり高知は元気なのである。
夜の高知は人出は減ったが、私がいつも顔を出す店は、お客でいっぱいである。人が集まる処は、やはりそれなりの物語、成功法則があるのだろう。あたりまえか―!?

◯月◯日
お寺さんの精進弁当を昼頂いた。明法寺さんの〝お斎〟である。薄味で、塩味とカロリーが計算されたヘルシー弁当である。とくにバラ寿司がおいしかった。
そして、夜は月見会。しかしあいにくの雨で、室内でのいも煮会になった。鍋の主役は小いもである。いまが旬の小いもを月に見たてた寄せ鍋である。もう20年近く秋になると、いも煮会をしているが、呉地域では、いっこうに〝いも煮会〟のことが広まっていない。月見といも煮が対になっているのは、私だけなのだろうか!?

◯月◯日
呉地域のかき生産量が日本一になったことを知ってるだろうか。広域合併のせいである。毎年、一月下旬から二月末まで、日曜日ごとに呉地域のどこかでかき祭りが開催されている。各地域の漁業組合が別々に開催し続けて既に長い。お隣の江田島市のかき祭りも入れると、これはもう日本一のかき祭りがこの地域で開かれていることになる。
日本一の生産量の呉地域のかきが、量と同じように質も日本一とは言わないが、日本を代表する生産地、〝瀬戸内の呉〟をアピールすることには繋がるのである。
いま既にバラバラで行なわれている〝かき祭り〟を大きく一つに捉えて、全国の観光情報に上げたいとかねてから考えていた。
それに繋げて、かき料理と地酒を合わせたイベントをかき祭りの時期にぶつけることも考えている。かきは、やはり寒い時期、年が明けて少し経った一月末から二月末にかけてが一番うまい。年内の初物かきばかりを食べている人達は、本当に旨くて安い二月前後のかきをあまり知らないのである。これはもったいないことで、旨い広島かきの旬を教えるためにも、私の思っているかき祭りを広げたいのである。
そんなことを、あちこちで話していると、呉で〝オイスターバー〟をやりたいという人に出会った。私は以前から、どうして生産地の中心都市に〝オイスターバー〟が出来ないのだろうと思っていた。そんなこともあり、最速会って話が盛り上がったのである。その彼はいま、広島で一番うまいかきが採れるといわれる倉橋島南側地域のかきを、東京で売りたいというのである。呉地域のアンテナショップ的なオイスターバーをやりたいと言われる。その為に第一歩を呉で、という話だ。
今までのバラバラのかき祭りが、大きな波のようなイベントになりそうな気がしてきた!?

◯月◯日
2020年のオリンピックの開催地に、広島市が長崎市と共に手を上げた!?というニュースには驚いた。東京都が失敗して、石原知事の何ともカッコウの悪い姿を見ていた矢先である。
秋葉市長のパフォーマンスは、昔から私は好きでないが、今回はうまい、やったなと思った。地方が中央に対してひと泡吹かせたカタチである。
政治色が強い、予算をどうする?とか様々な方面から叩かれること必至だが、手を上げて世界的な話題にしてしまえば、秋葉さんの勝ちである。過程の論議が、一々〝広島発信〟のニュースになるのだ。オバマ大統領が来日する前に、見事に一本取った!?
しかし、一つだけ気がかりなことがある。それは、旧市民球場跡地問題である。すでに一年以上も跡地計画が進んでいないということは、秋葉さんがオリンピック誘致を本気で考えているのなら、跡地にはスポーツ施設の計画を進めているはずなのである。やはり、単なる秋葉流パフォーマンスなのか!?