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2018年6月号

火曜日, 5 月 22nd, 2018

○月○日
呉二河球場へ、広島県春季高校野球大会の準々決勝を見に行く。準々決勝に勝ち進んだ8校のうち、4校が呉勢だったからである。市立呉、広、呉港、呉工だ。この日、呉二河球場で試合をしたのは、新庄対広、市立呉と五日市で、新庄と市立呉が勝ち、呉港と呉工は福山球場で戦い、呉港と西条農が準決勝に進んだ。
呉二河球場は、先日のカープ、ヤクルト戦では満員の観客が詰めかけたが、この日も呉の高校が2校出場するというので、バックネット裏には数多くの観客の姿があった。
それにしても、呉地域の高校野球部も強くなったものである。やはり市立呉が甲子園に出場したことのいい影響が出たのだろう。市立でしかも新しい野球部を甲子園に導いた中村監督が、呉の高校野球を活性化させたのだ。
呉の高校野球は歴史をたどれば、全国優勝をした呉港を筆頭に、プロ野球で活躍した選手を何人も生んだ〝野球市〟だった。亀山神社の境内に対に置かれた立派な全国優勝記念の石灯籠が物語っている。
今回の大会では、市立呉が西条農に、呉港は新庄に負けはしたが、夏の甲子園に向けて呉勢の強さが垣間見える戦いだった。
○月○日
呉地域の「レッドデータ」本を編集した神垣健司さんについて灰ヶ峰の裏側にある灰ヶ峰公園に行く。レッドデータに掲載されている動物、植物、昆虫がしぶとく生き延びる山が、実は呉の里山である灰ヶ峰だ。全国的にもギフチョウや昆虫など多様な生きものがいる灰ヶ峰は、実は好事家の間では有名だという。灰ヶ峰公園は広島県でも有数の自然公園で、園内には川が流れ、森の中の道も整備され、鳥の声やせせらぎの音を聞きながら森林浴ができる自然公園が、こんなに近い所にあるとは知らなかった。
〝自然に接するときは、植物や昆虫、鳥など、その一つに関心を絞って入っていけば、見えてくるものが違ってきます〟と神垣さん。呉の中心地から25分足らずの所にこんな別天地があったのである。キレイな水洗トイレや駐車場も整備されている灰ヶ峰公園、これはまさに〝呉のお宝〟である。
7月にはヒメボタルの光で森が輝くそうだ。
○月○日
呉中央桟橋から宮島行きの高速艇に乗る。土・日・祝日運行の瀬戸内海汽船の定期便だ。宮島に45分で到着した。
私のお目当ては、呉市出身のデザイナー西本修さんの展示会である。参道のにぎやかな道を山側に一本入った町家通りにギャラリーはあった。通りの店には西本さんの描いた〝カープ猫〟のイラスト行灯が飾られていた。展示会は、〝型抜き染め〟が中心で、多才な西本さんのデザイン力に圧倒された。
西本さんは仁方町生まれで、6年前に一家で東京からJターン、現在は廿日市市に住んでいる。子ども向けの絵本など著作も多く、多方面で活躍が続いている。
西本さんの詳しくは来月号に掲載予定です。